西式健康法について

西式健康法の原著は、以下のサイトで無料で読めます。古い本ですが、漢字には読み仮名が振ってあるし、ぜひ読んでいただければと思います。

国立国会図書館デジタルコレクション - 西式健康法

 【腸と脳の関係】

この本を読むと、「腸と脳の関係」に関する記述がありました。私の健康に関する知識では、腸なんてほとんど気にしたこともありませんでした。ドカ食いしても、冷たいかき氷をかき込んで食べても、ほとんど下痢もしたことがなく、腸には全く問題がないと思いこんでいました。

しかし、この本には、実験で意図的に腸閉塞にしたモルモットが死んだ際に、脳を解剖したところ、脳髄に出血がみられたとあります。そして、毒殺や扼殺、撲殺の場合は、このような脳髄からの出血は見られないといいます。また、腸閉塞で死んだモルモットの腸の粘膜を採取して、培養して別の正常なモルモットに静脈注射したところ、2,3日で眠るように死んでしまったといいます。つまり、腸の悪影響が脳に影響を及ぼしているということです。

さらに読み進めて見ると、とても興味深い内容がありました。

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(腸内の不調による)自家中毒の影響で、頭痛は普通に起こる。また、神経痛も起こることが多い。よく眠れると思っても、昼間は眠くなる。

まさに、自分の症状にぴったりと当てはまります。

私の場合は、頭痛のときは、決まって首筋の異常な張りと、目の奥の痛みがあり、その痛みは脈拍に呼応するような感じでした。

西先生の健康法は、腸と脳を原理とした健康法だと仰っています。

ここから、西式健康法における「腸の健康法」を始めることを決めました。

しかし、西式健康法をそのまま実践はしていません(今の段階では)。

それについては、次回に書きたいと思います。